午後の酩酊

I need to be myself.

Entries from 2012-03-04 to 1 day

0304

「緑の色が違う」と、誰かが言っていたことを思い出した。 鼻孔を通る空気はきんと尖っている。 上着を着ても震えるほどの寒さとは違い、冬の日差しは意外にも柔らかい。少し霞んだ色合いの光は、視界に広がる芝生の緑をつややかに照らしていた。気まぐれに…